
当社グループ会社がGoogle本社でTensorFlow勉強会を主催しました!
こんにちは。採用担当の座間です。
先日、TensorFlow勉強会がGoogle本社にて開催されました。
ところでみなさんは、 TensorFlowってご存知ですか!?
かなり最先端の技術領域なので、もしかしたらご存じない方がいらっしゃるかもしれません。
念のため、TensorFlowについて簡単に説明します。
TensorFlow とは、Googleがオープンソースとして公開した機械学習を簡単に実装できるライブラリです。
公開日は2015年11月9日。Google のことなので、もちろん無償公開、
改良や再配布も可能と大盤振る舞いです。
しかも、商業利用も可能なライセンスで公開されました。
そのため、世界中の研究者やアプリケーション技術者に衝撃を与えました。
TensorFlowを語る際には、人工知能やディープラーニング※1といった用語が一緒に用いられます。
人工知能や機械学習なんて、以前は、研究者レベルの専門知識がないと
扱えなかった領域でしたが、Googleが無料で使える便利ツールを
公開したおかげで一気に注目を浴びています。
※1ディープラーニングとは
人間の脳の中に多数、存在するニューロン(神経細胞)が信号の受け渡しを
することによって情報処理をしているという脳の仕組みをコンピューター内に
実現したニューラルネットワークを一つの層として、それを幾重にも多層化したものです。
ディープラーニングシステムを用いたニューラルネットワークに
YouTubeの動画を1週間見せ続けた結果、コンピューターは人間に
「これが猫だ」と教えられたわけでなく、自己学習により「猫」を認識できるようになるのです。
現在、Googleの画像検索、Googleフォトの顔認識、Gmailのメール分別、
さらにはウェブ検索の最適化などほとんどのサービスを支える基幹技術となっています。
もう少し分かりやすく言うと、TensorFlowによって、特殊なスキルを持たない普通のプログラマーでも
以下の様な近未来的な技術を簡単に実装できるようになるかもしれません。
・人口知能ロボットを開発することも可能に
・街中の監視カメラから特定の人物を探しだすことも可能に
・家の玄関のオートロックも顔認証になっていくことができる
このように、TensorFlowは社会を一変させる破壊力を秘めた技術であるからこそ、こんにち世界中で注目を浴びています。
いかがでしょうか!
TensorFlowについてご理解いただけましたでしょうか。
説明はここまでとしまして、
2006年2月に開催したTensorFlow勉強会の模様をお伝えします。
(もっと知りたい方は是非、次の勉強会へ!)
TensorFlow勉強会は、グラビティのグループ会社が主宰する勉強会の1つです。実際には、
会社というよりも、ある技術者が個人的な趣味ではじめた勉強会です。
今では、当社のエンジニアも勉強会の運営をサポートしています。
開催場所はGoogle本社、参加者はなんと200名以上でした。
いかに注目が高まっているのか一目瞭然ですね。
参加者の顔ぶれは様々でした。エンジニアはもちろんのこと、経営者やフリーランス
など様々な業種・職種を問わず大勢の方が参加されていました。
今回のTensorFlow勉強会は第2弾ということもあり
主にTensorFlowを使用すると「こんなことができる」、「将来あんなことまでできるかも?」などの事例紹介が中心でした。
後半には、質疑応答を交えながらTensorFlowについての理解を深めていきました。
参加者の感想をいくつか拾い上げてみます。
・自分もTensorFlow利用して開発できるかもと思った。
・今注目されているシステムだけに大変興味深くさらに理解を深めていきたいと思った。
・TensorFlowを利用して、今後新しい技術革命が起きるのではないかと
非常にワクワクするような話だった。
みなさん興味深く受講された様子が伝わってきます。満足度もとても高かったようです。
今後も第3弾、第4弾と定期的にTensorFlow勉強会を開催していきます。
少しでも興味ある、話を聞いてみたい!など思っている方がいらっしゃいましたら
お気軽に勉強会にご参加ください。
今回勉強会にご参加された方も名前だけは知っているがそこまで理解できていないなど
知識が浅い方にも多くご参加頂いていますので
お気軽にお問い合わせくださいませ!
TensorFlow勉強会についてのお問い合わせはinfo@e-gravity.co.jpまで
どうぞよろしくお願いいたします。
最後に、、
HPのリニューアルに伴いブログ更新ができず
大変申し訳ございませんでした。
今後も様々な情報発信していきますので
是非グラビティの雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。